優秀な外国人高度人材を確保したい日本企業にとって、フィリピンの理系大学は非常に有望なリクルート元です。
この記事では、フィリピンの理系トップ大学に関する基礎知識と、新卒採用と即戦力採用それぞれのメリット・注意点を比較しながら、最適な人材獲得戦略を解説します。
フィリピン理系トップ大学の代表例
大学名 | 特徴と実績 |
---|---|
University of the Philippines(UP) | 国立の最高学府。エンジニア・研究職の登竜門。 |
Mapúa University | 工学・情報技術の名門。カリキュラムは米国型。英語教育が徹底されている。 |
De La Salle University | 私立の理系強豪。AI・IT・データ分析領域での人材輩出が多い。 |
Ateneo de Manila University | 経営+ITの融合型教育。PM・コンサル型人材の輩出実績あり。 |
これらの大学では英語を公用語とした授業が行われており、国際基準のIT・エンジニア教育を受けた学生が多数在籍しています。
新卒採用 vs 即戦力採用:どちらを選ぶべきか?
■ 新卒採用のメリット
- 若く柔軟で企業文化に馴染みやすい
- 長期的に育成・定着させやすい
- 給与コストを抑えながら採用可能
■ 新卒採用の注意点
- 実務経験が乏しく、育成負担が必要
- 日本語レベルが低いケースも多い(要教育)
- 入社までに数ヶ月以上の準備期間が必要
■ 即戦力採用のメリット
- プロジェクトにすぐに投入可能
- 開発経験、ツール、チーム開発に強い
- 高度専門職ビザの取得も現実的(ポイント加算しやすい)
■ 即戦力採用の注意点
- 給与水準がやや高め(年収500万〜)
- 日本での生活・文化に馴染むまで支援が必要
- キャリア志向が強く、待遇への期待値も高い
採用成功に向けた実践的アプローチ
1. 現地大学との提携・ジョブフェア参加
- オンライン合同企業説明会(英語可)
- インターン制度とセットでの募集が効果的
2. 採用後の育成カリキュラムの設計
- 新卒にはOJT+日本語研修を半年〜1年計画で
- 即戦力には定着支援+リーダーシップ研修を
3. 採用チャネルの確保
- HAYATE JAPANのような専門紹介会社を通じた現地ネットワークの活用
- SNS・LinkedIn・現地就活サイトでの発信
採用企業の成功事例(一例)
“UP出身の新卒を3名採用し、半年でプロジェクトの設計フェーズに参加。2年目には1名が現地拠点立ち上げに貢献するレベルに成長。”
ー 東京都 ITベンチャー企業 CTO
おわりに:未来のリーダー候補を育てる戦略的採用を
フィリピンの理系トップ大学には、日本企業がこれまで接点を持たなかったハイレベルな若手人材の宝庫があります。
新卒と即戦力、どちらにも魅力と課題がありますが、企業の成長戦略に合わせて段階的に組み合わせることで、より確実な人材育成と戦力化が可能です。
まずはHAYATE JAPANまで、貴社に最適な採用プランをご相談ください。